観光地 ― 2022/05/01 11:36
ラジカセ ― 2022/05/03 11:30
ガチャ猫 ― 2022/05/06 16:40
『 メイ 』 ― 2022/05/08 12:32
遠野物語・第二章(前) ― 2022/05/10 14:16
北海道の冬音様より「遠野物語・第二章」の写真を頂きました。
今回は岩手県の花巻駅から遠野駅を経て三陸海岸に面した釜石駅を結ぶ
SL銀河の乗車記と、遠野物語の世界観を見てきた時の記録との事ですよ。
前回掲載させて頂いた「遠野物語」第一章は → 『 こちら 』
そして今回も前編・後編の2回に分けて掲載させて頂きますね。
(hanamaki-500)
旅の始まりは東北本線・花巻駅。ホームにある大きな500キロポスト。
紡:500は起点の東京駅から花巻駅が丁度500km。意味は教えてもらいました。
(hanamaki-sta)
今日は花巻からSL銀河に乗車します。
紡:やったー!本当に? ホームで見送るだけだけじゃなくて?
貴羽子:あまりはしゃぐと置いていかれますよ。
(hanamaki-SLginga)
紡:SLと記念撮影です!
2011年震災からの復興の象徴として2014年に運行開始されたSL銀河。
残念ながら客車の老朽化により今年度で運行終了となります。
(SLginga-car)
(SLginga-interior)
紡:車内も綺麗ですね!
内装のモチーフは、宮沢賢治(花巻出身)の銀河鉄道の夜。
白鳥のステンドグラス。
(miyamori-sta)
紡:煙と女、絵になる構図かな?
宮守駅で停車中に。SL銀河の見どころの1つがこの駅を発車してすぐにあります。
(SLginga-miyamori-bridge)
(miyamori-bridge)
宮守川橋梁を渡るSL銀河。
釜石線のシンボル アーチ橋梁は、銀河鉄道の夜のモデルとも言われています。
(Tono-sta)
紡:また来ましたね、遠野。
2月以来、約3ヶ月振りに訪れた遠野駅。
SL銀河は遠野駅で1時間20分停車する為、駅の外へ出て観光する事ができます。
(tono-zashikiwarashi)
遠野私立博物館で、ザシキワラシやオシロサマなどのアニメーション映像を鑑賞。
2月の時は時間がなくじっくり観られなかったので今回はここに重点を置きました。
(SLginga-tono)
貴羽子:またSLに乗って来たいですね。
紡:第三章の時も、わたしを連れてきてね。
遠野物語・第二章(後) ― 2022/05/11 16:51
前回に続き「遠野物語・第二章:後編」です。
(SLginga-Kamaishi)
紡:SL銀河終着の釜石駅に着きましたね。見どころも多く楽しい時間でした。
(Kamaishi-tsumugi)
紡:駅のSL銀河と白鳥のモニュメントが映えます。
この日は、釜石で製鉄の歴史を学んで列車で盛岡まで戻りました。
次の日は、クルマを借りて遠野の街並みを見て廻りました。
(tono-aragami)
田んぼの中に佇む「荒神神社」。こちら祀られている権現様は他の地の権現様の
片耳を食いちぎったという伝説から 荒ぶる神様として荒神様と呼ばれています。
遠野らしい原風景の残る場所のひとつ。
(tono-magariya)
紡:また帰ってきましたね。
(tono-osihrasama)
紡:何度来ても、オシラサマはなんか怖く感じます。
伝承園にて。
(tono-konseisama)
山崎のコンセイサマは、この地方の家族ごとに祀られた神様です。
漢字で書くと「金精様」。「七つまでは神のうち」と言ったのは柳田國男ですが、
医療が発達していなかった昔は7歳までに亡くなる子供も少なくなく、そうした
子供が河童や座敷童子の神様になって見守っている…そうな。
(tono-denderano)
土淵町山口地区のデンデラ野(蓮台野)。
昔、集落で60歳を超えた人は皆デンデラ野へと追いやる風習がありました。
日中は農作業を手伝い(ハカダチ)、夕方になると集落を見下ろせる丘の上で
寄り添うように暮らしながら命が尽きるのを待ったと伝えられます。
(tono-yamaguchi)
紡:どちらかが残っていれば、没落しなかったのかな。
遠野物語18話で、2人のザシキワラシが去った後 没落した孫左衛門の座敷跡。
座敷童子の原点の地で、紡は何を思っているのでしょう。
今回の写真で遠野物語の世界を少し感じられたら幸いです。
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今回は少しばかり紡さんのウィッグがずれている写真も何点かありますが、
限られたスケジュールの中 観光地を巡り見聞を広め、そしてドール撮影。
さらに周囲には多くの観光客も居るでしょうし、撮影したい場所を決め
ドールを取り出しセッティング、それがどれほど大変な事かを想像すると…
少なくとも私には絶対無理だとわかります。(汗
「ぽっぽや」の健さんと同じような構図撮影で、実人間とドールと異なる
サイズの被写体をじっくりと観察する場合、そして今にも動き出しそうな
汽車のもくもくと上がる煙をバックに撮影する場合、同じドール撮影でも
状況やタイミングがいろいろあるかと思います。
瞬時に状況を把握しカメラを構えないとシャッターチャンスを逃す場合も。
私が野外撮影が苦手なのはそんなところも一因だったりして…。
「遠野」とか「宝塚」とか「鬼ヶ島」とか、単純にその地名を聞くだけで
心ときめいてしまう私にとって、それぞれ各地で見られる特有の写真こそ
ご褒美だったりします。(^^;)
今回も素敵な写真の数々、本当にありがとうございました。m(_ _)m
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